帰国。

2003年1月7日
昨日、また私の帰国についてTと話し合った。

Tの正直な気持ち、私の正直な気持ち。
知らなかったことが沢山あった。

私は私ばかりがつらい思いをしてるとばかり思ってたけど、
実際のところはTも色々思うことがあったのだと知った。

「男は自分の気持ちをそんなに表に出さないけど、同じように繊細なんだよ」って言われた。

今まで同じようなこと何回も他の人から聞いたけど、なんだかようやくそれが分かったかも。

帰国後について、
Tは「正直、うまく行かないと思う。でも俺達は友達になれるよ」
という言葉に涙が止まらなくなった。

友達になるために今一緒にいるの?私達?

でもそんな大泣きする私の横で、
Tもチョッピリだけど泣いてた。

別に男が泣くのが情けないとか思わない。
むしろ、Tは私の帰国について私が思っていた以上に悩んでいたんだなと知った。

「友達になれるよ」

その暖かい言葉。

こんなに悲しくて寂しくて辛かった言葉。


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